いのさん

スタンド・バイ・ミーのいのさんのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.4
《少年時代》

(あらすじ)

作家のゴードンはある日、12歳の少年だった頃を思い出す。
1959年、アメリカ・オレゴン州の小さな田舎町。ゴードンの友人バーンは、兄とその友人の「行方不明になっている少年が森の奥で列車にはねられ、そのままになっている」という会話を盗み聞きする。
バーンから話を聞いたゴードンら4人は死体探しの大冒険に出かける。

「もう子供の頃には戻れない・・」大人になった今見ると切なさがこみあげてくる、少年たちの青春ムービー。


(感想)

きっとフィルムワークスをやってる皆さんにもあったであろう「12歳」という少年時代のある一点の過去をこれほどまでに繊細に描いた映画はないと思います。

アメリカのアリゾナ州の田舎の少年4人にスポットを当てた映画ですが、日本人の私たちにもなぜか刺さった。それはおそらく誰しもが12歳という人生の思春期を過ごし、その瞬間に思いを馳せたからだと思います。

タバコや拳銃、街中の年上ヤンキーと喧嘩とか日本の12歳からしたら非現実的ですが、少年は誰しも大人に憧れてしまいます。

カブトムシ捕まえに行ったり、川でザリガニ釣ったり、田舎で育った身としてはかなり懐かしい思い出も一緒に思い起こすことが出来ました。

そして12歳というあのかけがえのない瞬間が、もうあの頃の友達には中々会えないよなと寂しい気持ちに心が打たれます。

自分は見た目は大人、中身はこどもの"シャザム"のようにいつまでも少年の純粋な冒険心を持ち、常に野心を抱いて生きたいと思いました笑