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スタンド・バイ・ミーの6のレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.7
やはり名作。何度も観たことある作品だけど何度でも観たくなる。

久々に観たら登場人物みんなオシャレ、というか今俺がしようとしてる格好ばっかしてたわ。デニムにコンバース、これ鉄板なり。っつーわけで鑑賞の次の日である今日はクラッシュデニムにボロボロのコンバースを合わせたわけよ。

少年時代ってやっぱり他とは一線を画す気がする。こんな友人にはもう一生かかっても出会わないなって確信があるのに何故か中高と進んで行くうちにつるまなくなってきたりするんだよな。それでも心の中ではいつまでも輝かしい思い出のはず。宝箱のような、自分だけの大切なものになる。この映画はその気持ちを思い出すきっかけになってくれる最高な作品だと思う。大人に近づくに連れて分かってくる残酷なこの世の中に嫌々になっても必ずリセットしてくれる、そんな作品。いつか生まれた子どもにも絶対に観せたい。いつまでも語り継がれる永遠の名作。

作中の弁護士になったが喧嘩を止めようとして殺されてしまった、最後まで勇敢に死んでいった皆のリーダークリスが、現実世界でも同じくらいの若い年齢で薬物で亡くなったというのは何度聞いても何とも言えぬ気持ちになる。しかしものづくりってやっぱり素敵だな。亡くなっていった人もいつまでも後世に影響を与え続けられる存在になれるんだから。そんな役割の手助けを少しでもできるように自分も色んな人に勧めていこっと。
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