KengoTerazono

スタンド・バイ・ミーのKengoTerazonoのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
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交友関係が断絶するというと、大喧嘩の末に別れるとか、転校など強制的に別れさせられるとか、理由は様々であるが、1番多いのは「なんとなく」である。
友達には旬があるのだ。この物語は彼ら仲良しグループの旬である。
とても美しかった。線路沿いをひたすら歩くというある意味ワンシチュエーションの舞台で、4人の世界が広がる。
世の中の不条理に翻弄されている事を自覚し、これから一生そうなのだと自覚する。それでも、希望を夢見る。
背伸びをするのも子どもらしいが、無垢な心で仲間を想う姿も子どもらしい。悪ガキでもただひたすらに愛おしい。
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