わたもち

スタンド・バイ・ミーのわたもちのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに休日の早起きに成功し、「午前十時の映画祭」へ。
フロアから一望できる琵琶湖と湖岸に停泊してる周遊船、この眺めいつ見ても好きなだけにあと2ヶ月弱で閉館というのが本当に切なく寂しい…


本作、観るの自体はもう3、4回目くらいだけど、映画館で観ると没入感が全然違うなあ。今までテレビ画面でしか観たことなかったし、作品の良さもイマイチ分からず正直そこまでか?と不朽の名作扱いにちょっと首を傾げてたけど、遅まきながら今回ようやくその所以を理解。
童心に返って4人と一緒にひと夏の大冒険をしてる気分を味わえた。

こんな冒険、してみたかった。
それでも、こんな特別な一夏の冒険を共有した仲間なのに年月が経てばバラバラになってしまう…実にリアル。不用意に湿っぽくもせず淡々と描かれるのがかえって時の流れ、諸行無常を感じさせる。
あの頃は返ってこない。“あの頃の未来に僕らは立っているのかな映画”のまさしく金字塔。

それにしてもクリスが本当に素敵。リバー・フェニックス、本当に素晴らしい演技を見せてくれる。“おれが守る”のところは胸にグッときた。惚れる。「親友とは?という問いがあればとりあえずこれ観てと紹介する映画リスト」に追加!(『グッド・ウィル・ハンティング』登録済)

主人公含めクリス以外のガキも良き。おでぶちゃんは典型的なおでぶちゃんキャラでかわいい。ミリタリーオタクメガネもイキってるけどかわいいところある。あとは不良軍団のボス エース役の若かりし頃のキーファー・サザーランドが尖っててかっこいい。ユアン・マクレガーみ、ちょっとある。


誰もが知ってるあの素晴らしい主題歌も含めて、ノスタルジーが凄い。エモエモアンドエモ。
わたもち

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