途中睡眠してしまったが室内長回しで人の動きや窓、壁にかけられた写真を見るのが美しくて楽しかった。神学を勉強しておかしくなったヨハンネスの哀愁感じる独特の声も良い。キリストが本当に乗り移ったのか、信心…
>>続きを読む少し引いた画のワンシーンワンカットで信仰について議論する人間たち
不条理を前にして祈ることや、交わらない会話をするばかりの様子をただただ見せつけられるも、美しい長回しにうっとりしそうになる
自分が無…
奇跡 を観る為に電車に揺られる早朝の阪急電車 整理番号式飲食自由の今となっては珍しい部類のシネマにて。椅子の色は赤いベルベット。優しい傾斜 胸の高鳴り どきどきして脈が上がるのを感じながら。身勝手…
>>続きを読む農場を営むボーエンは敬虔なクリスチャンだが、長男ミケルは信仰心が薄く、次男ヨハネスは自らをキリストと信じて正気を失っていた。ある日、三男アーナスが宗派の異なる娘との結婚のため相手の父親に会いに行く。…
>>続きを読むカール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2で上映されていたのを鑑賞
題名通り奇跡を「目撃」する作品
母の生と子の死、映画的なカットと演劇的な長回しの対比が見事だった
なぜ熱心に信じないの…
デンマーク映画界の巨匠カール・テオドア・ドライヤーの代表作のひとつ。
素朴な村で起きる出来事、尊厳が極まった神々しい構図、現実と超現実的の間(はざま)で揺れる異空間の切り取り方など、完成された美意…
このレビューはネタバレを含みます
神学を極めるあまり自分がイエス・キリストの生まれ変わりだと信じるようになったヨハンネスが、家族に邪険にされながらも信仰を貫き、死人を生き返らせる話だった。
ヨハンネスがキリストの「奇跡」を再現する…
(c) Danish Film Institute