このレビューはネタバレを含みます
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが一気に好きになった作品。
バベルとレヴェナントと21gは既に見てたけど、
この流れからのこの作品でさすがに生と死を意識して見ずにはいられなかった。
ウスバルの生き様は力強い。ウスバルにも死は訪れたが平穏だった。トイレで死んでいたとする説もあるが魂は愛する娘の隣で逝った。
そして天国への案内人として会いたかった若き日の父親が現れる。
イニャリトゥの作品には陰鬱な雰囲気や辛い生があっても、わずかな希望や光があるのが、それが死だとしても。好き。