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カンパニー・メンの4747のレビュー・感想・評価

カンパニー・メン(2010年製作の映画)
3.7
造船業からのし上がり今ではコングロマリットの大企業となったGTX。そんな大企業もリーマン・ショックの影響を受け、不振にあえいでいた。株価の低迷を恐れたCEOは、創業以来の友人である副社長のジーン(トミーリー・ジョーンズ)の反対を押し切り、造船業を統合し余剰人員を大幅に削減することに。そこでリストラの憂き目にあったのが、主人公のボビー(ベン・アフレック)であった…。

リーマン・ショックによる不況、それに伴う大企業のリストラ、という現実的な問題をテーマに扱った作品。エリートコースを歩んできた主人公が、自身のプライドと現実とのはざまで悩み、悶え、そしてそれらを乗り越えていく様は見ていて非常に勇気づけられる。

ラストシーンは若干ご都合主義であることは否めないが、明日に向けて頑張ろう、と思える作品になっていると感じた。
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