『デリカテッセン』『アメリ』でお馴染み、ジャン＝ピエール・ジュネ監督のファンタジックな社会派コメディ。
レンタル・ビデオ店の店員、バジルは店の前で起こった発砲事件に巻き込まれ、頭に流れ弾が入ったまま取り出せなくなってしまい、家も仕事も失う。
かつて地雷に父親の命を奪われるし、今度は自分の頭に銃弾が残る！..兵器産業への憎しみを募らすバジル。
ある日、廃品回収をしながらユニークな工場の中で共同生活を送る7人の仲間達と出会い、メンバーの一員となる。
この工場のワンダーランド感と7人のメンバーのマンガチックなキャラクターが最高なんです。
"廃品アーティスト"は楽しいガジェットを作ってるし、"数字娘"は目測で距離やサイズが分かっちゃうし、"軟体女(野菜室)"はぐにょぐにょとどこにでも入れちゃうし・・・
ある日、憎き軍事/兵器会社 2社を突き止めたバジル。彼らの協力を得ながらの復讐活劇が始まる。
楽しめました。
