『おまえが化物だ』
白黒映画。
実話ベースとは信じられない。
奇病によって見た目が奇形になってしまった人物ジョゼフ・メリックが題材となっている。
見た目がこうなってしまうと
理解されないし怖がられてしまうよね。
こればっかりは肯定はしないけど否定できなかった。
怖がって医者にすらしゃべれないシーンや
女性に親切にされただけで涙するシーン
母親のことを語るシーンと
悲しみに溢れた映画だった。
外科医のフレデリック(アンソニー・ホプキンス)が
自分の親切心に疑心暗鬼になってしまうシーンもなかなか。
こういうときって自分の信念に従うしかないよね。
アンソニー・ホプキンスの涙を流すシーンも
かなりぐっときました。
これ観ながら
「マスク」っていうライオン病の映画を思い出した。
それも実物のヒューマンドラマだけど
これよりは雰囲気が明るかったはず。
こちらもとても素晴らしい映画なのでおすすめ。
こういう人たちのほうが
心はよっぽどきれいだったりするよね。