2021.5.29 シアターイメージフォーラム
2020.1月
宮沢賢治の「注文の多い料理店」をよりゴシックホラーに丹念に練り上げた一作。
東北の奥深い山に潜む得体の知れない怖さと不思議さが画面…
絵本や教科書でしか読んでこなかったため、挿絵とは違う不気味な雰囲気の映像を見て解釈の幅が広がった。音声がないというのも新鮮だったし、綺麗な女性の踊り子達がおどろおどろしい猫の姿に変わっていく場面が印…
>>続きを読むむかし絵本で読んだ時はポップにアレンジされていたから、ヤマネコが狩りをする瞬間の恐ろしい姿を見てびっくりした!🫨
アニメーションの原画が無機質なことや登場人物の音声が一切ないことが、不気味さをより…
この作品は本当に影響を受けた。山猫の動物的側面の描写、山の侘しさ等、コマ数は少ないけれども一枚一枚に観察と熱を感じる作品でモダンな建築の様式やあの当時の不思議なもの(ステンドグラスや地下道等)想像を…
>>続きを読む宮沢賢治特有の文体を見事にアニメ化、洋画のような風景、常に陰がかかっている登場人物、台詞を省いて最小限の効果音と音楽で物語を奏でる演出が更なる寓話感を醸し出している。
終盤出現する謎の美女ダンサー…