メイマーツインズ

ディープ・インパクトのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)
3.0
【名作を観ようシリーズNo.103】

《残るは希望のみ…》

地球クライシスを描いたディザスター映画の金字塔。
初鑑賞は映画館で。
エンタメ色が強い”アルマゲドン〟に対し、今作は女性監督ミミ・レダーということもあり、人間ドラマの印象がある。
”ドント・ルック・アップ〟”グリーンランド〟の流れで、久々の再鑑賞。
Netflixにて。


初鑑賞の時、モーガン・フリーマンが演じる黒人大統領に違和感があったのを憶えている。
当時は、黒人のアメリカ大統領が現実的とは思えず…
それから約10年後、オバマ大統領が誕生することに…

”天使のくれた時間〟のティア・レオーニのキリッとした美貌。
90年代後半〜2000年代前半はこういう雰囲気の女性が人気の時代だった。

名優ロバート・デュヴァル。
自分の永遠のNo.1映画”ゴッドファーザー〟のトム・ヘイゲン役のイメージが強い彼。今作で雰囲気たっぷりに好演している彼の姿に、
”ゴッドファーザーPART3〟に出演して欲しかったとあらためて思ってしまう…

日本で”ディープインパクト〟といえば、競馬ファンに強い衝撃を残した日本競馬史上最強馬の名前でもある。今作は馬名の由来の一因になっているはず。(馬主は認めてないけど)

さすがに制作から20年以上経ち、いま観ると古さを感じる映像だけど、その後のディザスター映画に影響を与えた作品であるのは間違いない。