しげる

ディープ・インパクトのしげるのネタバレレビュー・内容・結末

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

天文学部に所属し天体観測中にたまたま地球に衝突する軌道を持つ彗星を発見する「高校生」(正確には気付いたのは教授)。

特ダネを求めて政治家の不祥事を捜査する内に激突すれば人類滅亡規模の彗星の事を知ってしまう「ニュースキャスター」。

地球への彗星衝突回避のため、彗星の軌道を変えようとする国家プロジェクトの為に宇宙に飛び立つ「宇宙飛行士」。

この3人の最期の時までをそれぞれ描いていきます。

パニック映画に有りがちなドタバタギャーギャー!!

―――だけでは終わりません。

相当ヒューマン色強めの映画であり考えさせられる事が多いです。

テーマは『愛』です。(`・ω・´)多分

命の保証の無い未曽有の大災害に正に今から直面するであろう時…
…命が風前の灯火と至った時、人は何を思い、どう動くのか?

最期の時を待ちながら愛する人を抱き締める人。いつもと変わらず新聞を読む人。
愛する人の元へ全力で走り出す人。確執を払拭すべく心を開き親と向き合う人。
一人でも多くの人を救うべく自己犠牲をいとわぬ人。ただ助かりたい人。

僕ならば…??

うん絶対、愛する人を守るよ!!自分を投げうってね。

世界滅亡という非現実が、ヒューマン的要素の絶妙なエッセンスによって何故かとてつもなくリアルに感じられる不思議な作品でした。

終盤は家族愛に心を打たれ、涙腺が崩壊です。
しげる

しげる