1998年、時代にピッタリの世紀末が故の隕石衝突映画。「アルマゲドン」は何度も観てごっちゃになっていたのか、こちらは初見でした。
終末に向けての様々な立場の人々のドラマを多視点で描くオムニバスドラマ。刻々と過ぎて行くタイム感はTVドラマ「ER〜緊急救命室」に似ており、主人公を強く押し出すアルマゲドンと対照的な作りですね。
観る人によって心を打つ主人公が違って見える作品ではないのでしょうか？
後の名優揃いの豪華キャスト。個人的にはいぶし銀キャプテンのロバート・デュヴァルが光って見えました。
モーガン・フリーマン扮する大統領、「包み隠さず全てを話すものなんだぜー」な無理矢理な演技がついて見えてしまいました。役者の器的には「が、しかし、陰謀の首謀者」とかいう方が活きる俳優さんの様な気がします。
ミミ・ラダー監督この作品の後に「ペイフォワード」作ってるんですね。なんだが納得してしまいます。久しぶりに見てみようかな…
