ふしん

ディープ・インパクトのふしんのレビュー・感想・評価

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)
3.5
隕石衝突による大災害発生まであと僅か、そんな終末世界で残り時間を生きる人々の話。

「アルマゲドン」と設定は似ているのですが、「アルマゲドン」はヒーローの活躍の話で、「ディープ・インパクト」はなす術なしの一般人の話。

私は下々の人間なので、「ディープ・インパクト」の方が共感しやすかったです。※もちろん「アルマゲドン」もエンタメとして好きです。

観ていて思うのは、「自分が同じ状況なら何をして最後を迎えるか?」ということ。

主人公たちのように、大切な家族・人と一緒に最後を迎えたいのですが、終盤の街破壊シーンで写り込んでる"こんな状況下に座って新聞?を呑気に読んでるおじさん"のように普段通りの生活をしていたい気持ちもあります。でも仕事をして最後を迎える、はちょっと嫌ですね。趣味人間なので。自殺という最悪の選択肢も、私の心の弱さから考えるとありえますね。。。

と、どんどん膨らむ妄想を抱えながら、観て、楽しめました。

あと、職業柄、レトロなパソコン周りは観ていて地味に楽しかったです。
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