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アオサギとツルのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

アオサギとツル(1974年製作の映画)
3.5
『素直になれなくて(*''*)💓』

ロシアの映像作家ユーリ・ボリソヴィチ・ノルシュテインが、前年の『狐と兎』に続いて製作した短編アニメーション映画です。

アオサギとツルという位ですから、登場するのはまさに二羽の鳥。とはいえ、その二羽は共に擬人化されているので言葉を話します。そして、鳥なので当然くちばしがあるのですが、口元のとがったふたりの攻防というのは、その昔ファミコンであった『スパイvsスパイ』というゲームを思い出しますね📺🎮

そのアオサギとツル、今風に言うならば共にツンデレです😒😚だからこそ、そのキャラを活かして繰り広げられるある物語。それは下手をすればイライラしてしまいそうなお話なのですが、その絶妙なツンデレ感により何とも微笑ましいストーリー展開になってます🐦最終的には、ちょっとドキドキなんかもさせられましたからね(’-’*)💞

製作されたのはロシアがソ連だった時代。やっぱり米国や英国の作品と違って、この国で作られた映画の雰囲気はホント独特。たとえ楽しげな音楽が鳴り響いても、そのモノトーンな画から感ずるは寒さとうら淋しい雰囲気。ただ、この映画にはだからこそ「美しい✨」と唸ってしまうシーンが用意されていました❗️美しく独特なノルシュテインアニメーション。他の作品もこれからぜひ観てみたいと思います😉
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