マヒロ

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のマヒロのレビュー・感想・評価

4.0
ベイダー卿誕生!なスターウォーズエピソード3。

未来が決まってしまっている以上何がどう転んでもバッドエンド真っしぐらな今作なんだけど、その悲壮感がかえって今までに無い緊張感を生み出していて、かなり楽しめた。

前作で不在だった"印象深い敵"というポジションの穴を塞ぐかのように現れた、ドロイドを率いるサイボーグ、グリーヴァス将軍が魅力的。ひょろ長い容姿とゴホゴホ咳き込む弱々しい姿とは対照的な、オビワンをも圧倒する六刀流ライトセーバーがカッコイイ。

また、ジェダイとシスのマスター同士の戦いであるパルパティーンvsヨーダと、かつての師弟であるアナキンvsオビワンの最終決戦を同時に見せられるクライマックスも胸アツ。マグマが煮え滾る惑星での対決というロケーションも相まって、最高に燃える。コメディリリーフがうろちょろすることもなく、気が散らないのも嬉しかった。

しかし、アナキンが闇落ちしてしまったのはもちろん自身の性格や巨悪パルパティーンの存在も大きいんだろうけど、規則に縛られ必要以上にアナキンに厳しく当たったジェダイ評議会の在り方も要因の一つなんじゃないかなぁとか思ったりして、やっぱり古い考えに固執しすぎているとロクなことにならないんだなぁと思った次第。

(2015.241)