マピンターズボーン

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のマピンターズボーンのレビュー・感想・評価

4.3
【今一度あなた達に問いたい】

EP1ではゴールデンラズベリー賞の最低助演男優賞にジャー・ジャー・ビンクス。
そしてEP2では最低脚本賞と最低助演男優賞に青年アナキン役のヘイデン・クリステンセンと不名誉な賞をW受賞してしまったジョージ・ルーカス。
徐々に暗黒面に落ちていくジョージ・ルーカスを見て僕はアナキンやルーク以上に彼の身を案じました。
そして今作でもヘイデン・クリステンセンが最低助演男優賞を受賞。

旧3部作のファンのブーイングにより案の定ダークサイドに落ちてしまったジョージ・ルーカスはEP7でディズニー買収に乗り物語を放棄してしまいます。

そして今もSWシリーズは旧3部作派と新3部作派に分かれて悲しくも同じファンでありながら不毛な争いが続いている。

内容はこうだ。

旧3部作派
・CGだよりの新3部作はキャラも脚本も薄い。
・ジャージャーうざい。
・中学生レベルの恋愛シーンいる?
・レースとか長すぎでしょ。
・グーフィーうざい。

新3部作派
・昔過ぎて映像しょぼすぎ。
・レイア姫がちょっと...
・殺陣に全然迫力がない。
・ボバ・フェット簡単に死にすぎww
・ジャージャーうざい。

なぜだろう?あなたたちは本当にSWシリーズが好きなのだろうか?
あなたの中だけで理想化したSWを追い求めてないだろうか?
いやもちろん無条件にその作品を愛せとは言わない。
納得いかない箇所も多々あるだろう。
ただ条件反射的にクソ認定してしまうのはどうだろうか?
これはお互いに歩みよる姿勢を見せない親世代と子世代の不毛な争いにも通じるのではないだろうか?

これだから最近の若者は...
これだから老害は...
これだから男は...
これだから女は...


いや。そうではないはずだ

旧の良さがあるから新へ繋がるのであって
新の良さがあるから旧への感謝に繋がるのではないだろうか?

このEP3は旧3部作の始まりであるEP4と結びつく重要な作品である。
そう。普段いがみ合っている新旧世代
いわば父と子が結びつく貴重な作品なのだ。

僕はシスの復讐に次々に敗れ去るジェダイを涙なしに観ることができなかった。
ここまで悲しい師弟対決があっただろうか?
ここまで無残に散る勇士があっただろうか?
ここまで悲しい愛の物語があっただろうか?
アナキン、パドメ、ジェダイの勇士が崩れ、変えることの出来ない運命にただひたすら顔を覆うしかなかった。


しかしこの屈辱。この屈辱。そして悲しみと犠牲があるからこそEP4であるルークという「新たなる希望」に繋がりその希望に人々は歓喜するのではないだろうか?

そして忘れてはいけない。
新三部作とは言えすでに15年の月日が立ち

ニューエイジとなる三部作では新旧をリアルタイムで見てこなかった世代が入ってくるわけだ。この世代からすると新三部作でさえ映像に満足できない世代なわけだ。


僕はあなた達に問う。

新旧世代ともに手をつなぎニューエイジと同じ感動を味わうのか
また異世代と不毛な争いを繰り返すのか

あなたはどちらですか?

さぁ僕たちでジョージ・ルーカスをダークサイドから救おうじゃないですか。

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