Leaf

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のLeafのレビュー・感想・評価

4.1
こちらは唯一劇場に観に行ったシリーズ作品。
自分の中ではちょっと特別だったこともあって結構覚えてたし、やっぱり1〜6の中では一番好きだった。

ダース・ベイダーの誕生。
キャラクターとして当時なんであんなに好きだったのかは謎だけど、思い入れのある存在の生まれる瞬間が観れるのは感慨深い。

最初から結果は知っているのになにが決定的だったのかはもちろん、ここが少し違っていたら?この時ここにいる人があの人だったら?みたいな少しの変化で結果が変わってきたのではないかと考えてしまうくらいハラハラさせてくれるストーリーが純粋に面白い。
ただ、結局悪い方向にしか話が進まないあたりに悲しくなる。
あの時は絶対こんなこと気にしてなかったけど、生と死の対比構造は記憶に残る。

EP2では純粋に悪そうな顔してたアナキンが完全に変化する今作では陰ったような、どこか憂いのある表情が多かったのも印象的でした。

SF・アクションなのは間違い無いけど、グッとキャラクターに寄せてくるドラマ的要素が強い作品。適度な余韻が残る感じが好き。
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