あかり

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のあかりのレビュー・感想・評価

4.4
アナキンスカイウォーカー改めダース・ベイダー3部作の3作目。
ラストにして最高。愛の溢れる作品でした。

愛故にあの姿になったのかと思うと胸が張り裂けそうです。「アナキン何やってんだよ!」と思ったりもしたのですがそれだけパドメを大事にしていたんですよね...自分の見た悪夢からどんな手を使ってでも救いたかっただけなんですもんね...。そんな弟子を見るオビワンの眼差しにも胸が張り裂けました。弟同然に可愛がっていた弟子がダークサイドに堕ちていった姿を見たときのあの悲しみの目。誤った道に導いてしまったと自分を責める姿。
悲しい結末でしたが、ラストシーン、ルークとレイアを照らす光はまさしく『新たなる希望』を指していて、ここからあの二人の冒険となるⅣ〜につながっていくのだと思うと胸がいっぱいになって死にそうになりました。

今回は公開順に観ていきましたが、多分正解の鑑賞方法は4-5-6-1-2-3-4-5-6なのではないかと思います。Ⅳを初めて観たときにイマイチ把握しづらかった敵対関係もⅢを観たことによってスッキリしました。

ルークとレイアがダース・ベイダーの子供であるということ、後々その息子と相対する日が来るということが分かっているのにここまで感動させられるのは本当に素晴らしです。

傑作でした。今まで観なかったことがバカみたいです。そしてここで終わりではなくまた新たな旅が始まっているのがたまりません。とりあえず一区切り。明日からもまた宇宙の旅を続けます。

May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)
あかり

あかり