しーほ

パンズ・ラビリンスのしーほのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本での上映権がなくなるとのことで、映画館で初見。
前情報一切なしで、なんとなくファンタジー映画なのかな〜普段観ないジャンルだな〜と思ってたら良い意味で違った。笑

悪役の大尉にも人間味を表す描写がたくさんあった(父親の形見を大切にしていたり、身の回りのものをきっちり丁寧に扱う性格だったり)し、母親のセリフ(魔法は存在しない、辛くても残酷な世界を受け入れて生きねば的な)もきっちり伏線だったし、なかなかぐろいし、全体的に暗いし。展開が意外でおもしろかった。

最後のオチもすっきりしている。完成度が高くて、各ジャンルいいとこ取り。考えれば考えるほどおもしろい作品。
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