このレビューはネタバレを含みます
なぜかピーター「パン」のパンだと思い込み、夢見るような話を期待して観たら全然違う!
内戦終結後も続く戦いを通しての恐ろしい現実とファンタジーが混在するストーリー。
現実の場面では目を背けてしまう程の残虐な拷問シーンがあったりと、うっかり観るには怖すぎる!
ファンタジーの場面は魔法の王国の番人パンが怪しさたっぷりだったり、手の平に目玉のある怪物がグロテスクだったりするけど、ストーリーとしては確かにファンタジー⭐
あなたは王女様の生まれかわりなのです。と告げられて難題を解決していく展開や、魔法の本やチョークといったアイテムにもワクワクするし、枯木のうろの奥や魔法のチョークで壁に描いたドアの向こう側に不思議な世界が広がっているところもワクワクさせてくれる!
不思議の国のアリスとか秘密の花園みたいな、異世界とか自分だけが知っているみたいな感じは楽しめたけど、最後はやっぱり寂しかったな。