2018年1月14日
『パンズ・ラビリンス』2006年ﾒｷｼｺ・ｽﾍﾟｲﾝ・ｱﾒﾘｶ制作
監督、ギレルモ・デル・トロ。
『ホビット』シリーズ、『クリムゾン・ピーク』の
監督作品がある。
パンとはギリシア神話に登場する牧羊神、ラビリンスは迷宮。
1944年、フランコ政権下のスペイン。
スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリア。
母親の再婚相手である軍の大尉、ヴィダルがいる森の中にある
軍の砦に、オフェリアは妊娠中の母親と共に行く。
しかし、冷酷で残忍な義父から逃れたいと願う少女オフェリア。
妖精が現れ、オフェリアは森の奥の迷宮へ導かれる。
そこには迷宮の守護神パンがいて、オフェリアが魔法の王国の
プリンセスだと告げる。
彼女が王国のプリンセスだと確かめる為に3つの試練を受ける。
３つの試練。
１. 知恵。
２. 誠実。
３. 正義感。
オフェリアが夢見る妖精やおとぎの国、
対する現実は、軍による力尽くの締め付けと、その軍に
立ち向かうレジスタンス活動をする人々。
迷宮と現実の世界、どちらも混迷する。
迷宮の国、オフェリアが誘惑に負けた為に守護神パン
から見放される。
母の出産。そして母は死亡。
砦の中にてレジスタンスを助ける裏切り者の存在を
大尉が見つけ出す。
オフェリア役のイバナ・バケロさんは可愛い♡
使用人のメルセデス役、マリベル・ベルドゥさんが光る。
なかなかいい！
