このレビューはネタバレを含みます
toolのトラウマMV、この映画のワンシーンだったのか…。なぜブドウ食べたんだ…あんなに言われてたのに。そこの動機が弱くてお約束感が出てしまっていたのが残念。
不思議の国のアリスみたいな事かな?と思ったけどちょっと違った。夢と現実の境界線が曖昧で、サラや大尉の感じから大人には妖精達は見えてない事がわかる。少女は最後まで試練を達成したが結局死んでしまった。というより最初から死ぬ事が決まってたみたい。「魂の救済」=「人間(支配)からの解放」=「死」っていう極端な思想。それを思わせるのは他にも拷問されてる兵士を医者が殺すシーンやその医者が殺されるシーンにも。何とも救いのない話だな。
ダークファンタジーは好きだけど、追いかけられるのは苦手だから評価少し低め。