とんちゃん

パンズ・ラビリンスのとんちゃんのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.8
「シェイプオブウォーター」のデルトロの作品。
一人の少女が不思議な迷宮で妖精に出会い、そこで繰り広げられるワンダーな世界と心温まるファンタジーストーリー
と、思う様なパッケージに見えるよね。
それが全然…
銃撃戦あり拷問あり惨殺シーンありと目を覆ってしまいとてもじゃないけど小さな子供には見せられないシーン多数。
一応ファンタジー要素である妖精は出ます。しかし妖精は食べられちゃいます汗
バフォメットの如く悪魔的要素バリバリの「パン」という名の羊野郎が少女の道案内人。
食べた子供の履いていた靴を戦利品の様にコレクターする目が小さな白い化け物
よく見たら目では無く鼻穴だった笑
そんな不思議ちゃんは目玉を手の平に取り付けるカスタムタイプ
こいつが妖精食べちゃう粋な化け物

こんなコミカルな一面で笑いを取ろうにも
母親は亡くなってしまうわ
義父は口裂けて不気味だわ
ホラー混じりダークモード全開
でもファンタジー
ラストはバッドエンドなのかハッピーエンドなのかわからず

ごめん、これダークというよりダウナーだったわ汗