パンズ・ラビリンスの作品情報・感想・評価

パンズ・ラビリンス2006年製作の映画)

EL LABERINTO DEL FAUNO

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.6

「パンズ・ラビリンス」に投稿された感想・評価

もともとダークファンタジーは好きなジャンルなのですが、この映画は、現実世界とファンタジー(幻想)の世界を交互に織り交ぜて見せることで独特の雰囲気をかもしております。

そういった展開・ストーリーから、ラストの解釈に至っては、観る人によってハッピーエンドともバッドエンドとも受け取れる巧みな構成になっているところなど(実際、いろいろ物議をかもしてますね)、とても面白い映画だと思います。

終始暗い雰囲気だし、内容もちょっと重いけど、でも見応えのあるダークファンタジー作品でありました。



舞台は1944年のスペイン。
おとぎ話や童話が好きな少女オフェリア(この女の子がまあカワユイ♡)は、妊娠中の母と共に、母の再婚相手で新しい父親となる政府軍の大尉のもとへと引き取られることに。

そこは、未だに政府軍と反政府ゲリラとの争いが続いている山奥にある政府軍の要塞(基地)だった。

熾烈を極めていく政府軍と反政府ゲリラとの戦闘、戦争という悲惨で過酷な現実の世界の中で、あるときオフェリアの前に妖精が現れる。

妖精に導かれ、迷宮の中を進んでいくオフェリアは、大昔に滅んだとされる地下王国を今も守り続ける守護神パンに出会い、幻想の世界を体験することに。

果たしてそれは、厳しい現実から逃れるためのオフェリアの妄想・夢物語なのか、それとも大人たちには見えない実在する別世界、おとぎの世界なのか...



ダークファンタジーとはいえ、出てくる妖精や魔物たち、それに王国の守護神パンまでも、皆まあグロテスクというか、キラキラしたファンタジックな可愛さが無く、どこまでもダークです。

特に、2番目の試練に出てくる、目が手についている妖怪ペイルマン!
僕的にはどツボの気味悪さのクリーチャーなのですが(←褒めてます)、これは小さなお子さんにはトラウマレベルの造形ビジュアルではないかと。
うちの末娘(小3)が見たら間違いなく「こ、こわいよ~」と泣くと思われ。

そういった不気味な部分や、戦時中が舞台ということもあって、終始暗い雰囲気の映画なのですが、そうした中でひときわ輝きを放つのがオフェリアの存在です。

過酷な環境下ながら、小さな体で試練を乗り切ろうと頑張る姿や、辛いながらも時折見せる純粋無垢なオフェリアの笑顔は、けなげで見ていて泣けてきます。

そしてやはりラストの解釈は意見が分かれるところでしょうが、僕としてはオフェリアに「良く頑張ったね、よかったね」と言ってあげたい、何より自分はそう思いたいなと...

でもなんか切なくて泣けてくるんですよね...


オフェリアーーー!!( ꒦ິ⌓꒦ິ)


いやいや、悲しむことなんてないじゃないか。
だってラストに見せたあの笑顔、キラキラと輝いていたじゃないか。
...と、あの笑顔を思い出すとまた切なさが押し寄せて...


オフェリアーーー!!( ꒦ິ⌓꒦ິ)


これはハッピーエンドなんだと自分に言い聞かせつつも、なんとも切なく、やるせない余韻の残る作品なのでありました。
Kath

Kathの感想・評価

3.8
意外とおもしろかった作品。
デルトロ監督らしいリアルとファンタジーがうまく織り交ぜられていました!
善悪がわかりやすく表現されていたので、ストーリーも理解しやすかった。
でも、意外と痛いしグロいしキモい(笑
shizu

shizuの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダークファンタジー。子どもが見たら泣くと思う。大人が観ると面白い。ラスト殺すところはけっこうエグい。グロくはない。
Kokomo

Kokomoの感想・評価

-
弟が友人に勧められたと言われて一緒に見たけど、うーん?って感じだった。
怖めのネバーランド?的な。
IZUMIE

IZUMIEの感想・評価

4.4

子供だけが、私だけが僕だけが、行ける世界。。。
そんな映画が大好きなんだ。。。

現実の微かな希望とすれ違う子供の繊細な心が本当に切ない…
長谷川

長谷川の感想・評価

3.5
映画自体に不満はないけど、こういうダークファンタジーにスペイン語が合わない気がして仕方なかった。
英語かフランス語だと雰囲気に合ってる気もするが、敢えてスパニッシュなのも、この映画の良さなのかも知れない。
不安感が止まらない映画

シェイプオブウォーターの方が好き
やあ

やあの感想・評価

4.2
動機がよくわからんシーン多々あったけど、子どもの頃ってそういうもんだよな〜と思った

大人からしたら荒唐無稽に見えるようなことが、子どもにとってはすごく大事なことだったりするよね

主人公の少女、妖精たちの教えをもっとちゃんと守ってほしいし、なんで食べたり飲んだりしちゃダメってところでしちゃうかな〜ってなって、ムズムズした。

手に目をつけて顔に当てる怪物が出てくるけど、あれはなんだかとてもいい。怖いのに、どこかかわいいというか間抜けなのがよかった。

暗いし、ちょっとグロテスクだけど、そのなかにファンシーを見出そうとする感じの映画だった。
Mm

Mmの感想・評価

1.2
微妙
>|