パンズ・ラビリンスの作品情報・感想・評価

パンズ・ラビリンス2006年製作の映画)

El laberinto del fauno/Pan's Labyrinth

上映日:2007年10月06日

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「パンズ・ラビリンス」に投稿された感想・評価

ひよし

ひよしの感想・評価

4.7
人には人それぞれの戦いがあって,他人にはわかりにくいこともあるけど,その人自身の中ではとてつもないことが起きているんだなあという映画だと思った.
娘には娘の,母には母の戦いがあるのはもちろんそうなんだけど,圧政を敷く軍人VSゲリラという明らかに軍人(この作品では大尉)が悪者になってしまいそうな対戦カードでも軍人には軍人なりのつらさがあるんだよというところを描けているのがすごい.医者にも医者の戦いがあった.ゲリラの足をやむなく切るとき,切られる人が医者を制して自分の足をじっと眺めるところはなんでこんないいシーン撮れるんだと疑問さえ沸いてきた.
とにかくステレオタイプな解釈をされているキャラクターが一人もいなくて,映画の全体に血が通っているのはすごいことだと思う.集中力がすごいぞギレルモデルトロ.

そういえばこの映画ファンタジーで,主人公がパンの指令に従っていろいろミッションをこなしていくんだけど,その部分はどういう気持ちで観たらいいのかよくわからなかった.たぶん僕がスペイン内戦側を真剣に観すぎているんだと思う.
ギレルモデルトロはファンタジーを通して実は現実世界を描いている,という見方もあるだろうけど僕はその見方をとらない.ただ彼の中ではファンタジー的なものと現実が不可分であってどちらかの映画を撮るという発想があまりないんじゃないかと思う.
パンのキャラ造形や手足の動かし方はかなり気合が入っている.あと手のひらに目玉埋めてる人も.事前に画像は見たことがあったので大丈夫だったけど予備知識無しであれをみるのは相当に怖そう.
れいな

れいなの感想・評価

4.5
大好きな映画。
あまりにも残酷な現実世界と、ファンタジーな迷宮世界。
デルトロ作品は、絵画を鑑賞しているよう。とても美しく感じる。

ダークファンタジーなキャラクターたちが、愛らしくて私好み。
逃げ出したくなる現実と、
ファンタジーの世界。

📼
キーン

キーンの感想・評価

4.0
第二次大戦ドイツ軍内と絡めたファンタジー。テーブルに座っているモンスターデザインが凄い。残酷な描写あり。

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーて言うてたやん( TДT)

内戦下のスペインで、ファシズム側の大尉(てだいぶ偉いの?)と再婚する母親に着いてきた主人公。

現実とファンタジーの二重構造映画。

ではファンタジーは主人公の空想なのか、現実なのか?
もやっと終わらせるところがファンタジー。

個人的には主人公の空想という解釈をしました。
大尉にはパンが見えなかったし。

現実とファンタジーの境目には「血」が鍵となります。
そして結局、ファンタジーの世界って死ねば行ける世界なんや。
大人は現実(ファシズム)と折り合いをつけたり戦ったりしているけど、
子どもはどっちも選べずに現実から逃げるしかなかった。
まるで現実世界には幸せが無いというような。
ファンタジーを使って、現実の輪郭をくっきり浮かび上がらせるような。
ファンタジー映画ではなく、当時の現実世界の冷酷さを描いた映画に思えました。

このレビューはネタバレを含みます

メリー!!!!!バッド!!!!エンド!!!!

一部のオタクが大好きな報われないオチの映画です。
ストーリーもさる事ながらクリーチャーや空間のデザインが素晴らしく、美術館にいるようで何度見ても飽きません。
めちゃくちゃオススメですが人を選びますし、小さなお子様にはあまりオススメしません。
のぶお

のぶおの感想・評価

3.6
もう一度見たい
Aoi

Aoiの感想・評価

3.9
デルトロ監督3作目
見ながら体に力が入った映画ランキング第1位
これは痛々しいけどもう1度見れそうで、シェイプオブウォーターは痛々しくてもう1度は見れなそう

でも最終的にハッピーエンドっぽかったので満足
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