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タイタンの戦いのprocerのレビュー・感想・評価

タイタンの戦い(2010年製作の映画)
3.0
今は亡き母に、3D映画を観せたくて
当時上映していた本作をみせました。
母の感想「目が疲れた」

ごもっともです(笑)
3D作品としてはアクション性がかなり
高く、3D劇場映画黎明期としては
失敗だと思われます。
人によっては酔うでしょうし。
本作はギリギリでしたが、
私は池袋に出来たIMAX 3Dは、
途中で酔ってしまいました。
まあ、目の錯覚や脳のエラーを利用した
効果ですからもっともですね。

肝心の映画の内容ですが。。
1981年版を観て、忘れていた本作を
再度観てみました。
やはりCGは正直言って味気ない。
モーションアニメと違う、
嘘っぽさがどうしてもつきまといます。
また、キャスティングのせいか
重厚さが薄れている。
ハデスが特に。必要だったのかな?
サソリのアクションも何故
ここまでやったのかと思ってしまう。
メドゥーサも怖くない。
嫌いでは無いんですよ?
付き従う人間の戦士たちはカッコいいし、
ただアニメっぽさ、ヒーロー作品
ぽさが前に来すぎて
神話の重みが欠けている。
少しずつ改編された部分が好みでない。
3魔女はなかなか恐ろしいが
クラーケンは弱そう。

と、そんな感じで多少残念ですが
楽しく最後まで観る事は出来ました。
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