しゃにむ

サボテン・ブラザースのしゃにむのレビュー・感想・評価

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)
4.7
「バカだねぇ…仮性どころか真性のバカだよ」

<仮性の人>
これが噂の火星の人…あ、仮性の人です。
(観た人なら抱腹絶倒だろうな…ニヤリ)

幼少期より「君はいささか目つきは悪いが十が一豚箱に入っても根から幹、果ては葉っぱの毛先まで良い子だから早めに出てこれるよ」と言われ続けてはや数十年…今や自他共に認める立派な紳士となりましたがこの手の映画は定期的に観たくなります(´ー`)

高校時代に初めて観た時は想像を絶するバカバカしい内容に抱腹絶倒し一時的に板チョコのような腹筋を手にしたことがあります。出来ることなら良識ある人には決して観て欲しくないです。観ちゃダメです (例のフリ)

お気に入りコメディ映画ブルースブラザーズの次くらいに好きです。何回観ても笑える。学生が黙々とレポートを作成する緊迫のPC室でただひとりディスプレイを見つめて必死に笑いを堪えている見どころのある青年がいたらたぶん彼はぼくです。え…レポート?…ナニソレタベモノデスカ?ジュル (´ڡ` #)

あらすじ↓
おバカなヒーロー映画の俳優3バカサボテントリオが実在のヒーローと勘違いされ本物の山賊退治を依頼されてしまう。
(ギャラクシークエストと似てます)

内容も無いので小ネタを羅列します。長めの勘違いコントみたいでア◯ジャッシュの中嶋さんが気に入りそうな作品です(゚∀゚)

・電報代をケチる
→ メキシコにあるサントポコ村はエルワポなる悪党に苦しめられていて助っ人を頼みに外に出た村娘カルメンが3バカサボテンの力の抜けるヒドい映画を観て実話と勘違して早速助っ人の依頼に電報を打ちます。

Before
あなた方の素晴らしい活躍を観ました
10万ペソをご用意しています
今すぐサントポコ村へ
相手は悪党エルワポです
村に平和を取り戻して下さい

しかし電報代が無く字数を削ります。

After
貴方方は素晴らしい
10万ペソ差し上げます
今すぐサントポコ村へ
相手はヒドいエルワポ

→ 「ヒドい」の部分を3バカは「大根役者」と勘違いして映画出演で10万ペソこりゃ美味しい仕事だと引き受けます。ヒドいってw

・ギャラ交渉
→ 3バカサボテンが冒険活劇から打って変わっておバカ映画に出ると大赤字。そんなことも御構い無しにボスとギャラ交渉に。

ボス「スペイン語でナダって知ってるか?」

ダスティ「日本酒の灘ですか? 」

ボス「ゼロだ、バカ!」

吹き替えだとネタが豊富で最高です笑

・仮性か真性か
→ メキシコの酒場で呆れたダンスを披露し外に出ると飛行機が飛んでます。

ラッキー「飛行機だ。どこ行くんだろ」

ネッド「火星(仮性)じゃないでしょ」

ラッキー「え?」

ネッド「だって車輪が剥き出し…プフフ」

ネッド「まあるくツルッと…ほら…何にも被ってないんだから…プフフ」

察したラッキーとダスティも笑う。
(ぼくも笑ってます)
ネッドが発作的にウケ過ぎてさすがにラッキーとダスティも呆れ果てます。

ラッキー「仮性じゃなくて真性のバカだね」

羽佐間道夫氏のアドリブ最高です(゚∀゚)
(ロッキーのギャグより面白い)

・撮影開始
→ エルワポの手下がやって来たので早速3バカサボテンの出番です。

ネッド「エルワポ?もう出番?」

ラッキー「さぁ肩の関節外せ 」

ダスティ「それを言うなら肩の力を抜けだ」

モノホンの山賊連中を前におめでたい3バカはまだ撮影だと思い込んでます。

ラッキー「この腐れ脳みそウンコたれのどでカボチャマザコンのダチョウ野郎ども!」

その後のダサいおきまりのセリフや決めポーズに気味悪がり手下は退散します(え笑)

・またに
→ エルワポ撃退に村はお祭騒ぎ。ダスティが村の美人と良い仲の模様…

美人「キスしていい?」

ダスティ「いきなりかい?」

美人「ココが嫌ならまたにする?」

ダスティ「 え、股にキスしていいの?」

バカすぎるww さっき気づきましたww

・男の誇りは?
→ 次に親分エルワポが来るとさすがに3バカも事態を把握し情けなく退散…帰る時にネッドが男を見せます。線を引いて前に進めば男、下がれば腰抜け…そこまで言われたら男を見せます。唯一カッコ良い場面です。

・野宿
→ 初めての野宿に寝れないネッドにダスティが子守唄を歌ってやります。すると甘い歌声に誘われてフクロウ、ヤマネコ、キツネ、ウサギ、リクガメが現れます。コウモリの照り焼きやらコウモリの手羽先(パリパリです)を食べます。ブルーシャードー 良い曲です。馬のコーラスもイカす。最後にカメが…笑

・スタンド攻撃か?
→砂漠を行く3バカ。汗だくです。水筒を飲むとラッキーはわずかな水、ネッドは砂、ダスティは水がとめど無く出てきます。分けてやればいいのに2人みたいに水筒をぽいっと捨てます。水はまだあふれてます。ついでにリップクリームを塗ると物欲し顏の2人にリップを差し出して…意味不明過ぎますw

・歌木さんと透明さん
→ エルワポの砦に行くためにはなぜか歌う木と透明な剣士に会わねばなりません。

ラッキー「あなたが歌木さん?」

歌木さんは返事なし。ひたすら歌います笑

透明な剣士を呼ぶために奇天烈な呪文を唱えて空に一発ぶっ放します。ダスティだけ手を抜いて地面を打ってしまうと…

透明な剣士「ウワー」(棒読み)

ネッド「 透明な剣士を殺しちゃった!」

ダスティ「見えないから悪いんだ」

正論ですが芸が細かいです笑 ちょうどそこに飛行機が通りかかります。

ラッキー「飛行機だ、砦に行っとりで〜」

ネッドとダスティ「」

ラッキー「いや失礼…疲れているのでね。通りでね 」(ボソッ)

羽佐間道夫氏笑かせてに来ますね(゚o゚;;

・ゾウ語
→ エルワポと部下のやりとり。

エルワポ「造語とはゾウの言葉だ。ゾウ語。面白いか?笑っていいぞ 」

豪快な親分エルワポですが女性には奥手なようで捕虜にしたカルメンに困ります。

エルワポ「花は無理に咲かせるな」

エルワポ「今夜咲く。でなきゃ殺す 」

わずか数分でテノヒラクルー( ´艸`)

・生垣を刈り込んだ
→ エルワポの砦に潜入した一行はおバカな潜入方法でバラバラになります。ダスティなエルワポと部下の武勇伝合戦に参加し…

エルワポ「次、お前言ってみろ!」

ダスティ「馬を犯した!女を走らせ!息を入れ!生垣を刈り込んだ!あの村は小さくて刈り込みが楽だった!」

エルワポ「そうそう生垣が小さくて…ってねってふざけんな!そもそもお前誰だ!」

ノリツッコミにまで付き合ってくれるエルワポ親分キャワイイ〜(*´∀`*)

・最後の作戦
→ 見てのお楽しみです。
作業スピードがおかしいです笑

まだ少年の心を持っている紳士にはグッと来る作品だと思います。とんでも無くおバカな映画ですがやる時はやる、ハリボテのヒーローが本物のヒーローになる、ストレートグッと胸熱な王道活劇映画の一面もあり、単に面白いだけの映画以上の映画として記憶に留めています。厨二病は治らんかな…(゚∀゚)