慣れ親しんだ90sドラえもんと比べると微妙にのび太の服装が違ってたりする80sドラえもん劇場版。今回は魔法が使える今で言う異世界が舞台。
その異世界は化学が迷信とされているのがユニークでゲッサンスカイラインという日産スカイラインみたいな名前の魔法の絨毯が登場(笑)。個人的には世界観にあまり魅力を感じず、期待したホラー要素もちょっと大人しめでそこまで嵌らなかったのですが冒頭の「ジャイアンな一番苦手なもの」でジャイアンの母ちゃんが登場する所とかジャイアンがシャウトして人魚達が逃げる辺りは面白く、石像の上手い伏線、「おわり」というフェイントそしてのび太のあらゆる疑問に答えてくれる出来杉君の存在と注目する点が幾つも有ったのも事実でした。ヒロインの美夜子も魅力的だったと思います。