MURANO

映画史のMURANOのレビュー・感想・評価

映画史(1998年製作の映画)
4.0
ゴダールだからこそ、ゴダールでなければ描けないであろう映画史。だけど、よく観たよな〜、コレ(笑)

この作品、存在意義がとても大きいのです。

面白いものではないのに、見ていて何故か気持ちが高ぶる。

そんな簡単に理解は出来ないようなゴダールらしい引用と彼の思想から、映画とは何か?の答えを見つけると言うよりは、映画の存在について”感じる”ための作品。

感覚的に体に残って行くのが、ゴダールの映画史。

後にも先にもゴダール以外の人間がこういった形で映画について語ることは絶対ないから。
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