しゅん

花と怒涛のしゅんのレビュー・感想・評価

花と怒涛(1964年製作の映画)
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基本無表情の小林旭がニヤリと笑うときがたまらない。総じてアキラ最高。神がかってる。
外部の対立と内部の対立、殺し屋と警察の挟み撃ちを明確に構造化した脚本が素晴らしいし、川内民夫が倒れるタイミングでの唐突なフラッシュバックもかっこいい。拳銃の登場には笑っちゃったけど、あれが最後に活きてくるのも良かったなぁ。一番好きなのは井戸から釣瓶が落ちるカットです。

今まで観た清順映画の中では固定カメラの使用が一番多かった気がする。
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