志麻凛

オーシャンズ12の志麻凛のレビュー・感想・評価

オーシャンズ12(2004年製作の映画)
3.4
(概説)
前作でカジノから多額のお金を盗む事に成功したオーシャン一行。しかし、それを根に持ったベネディクトは、彼ら1人1人の前で1億6千万ドル(利子を付けて)を返すことを迫る。しかも2週間以内。前作のこともあって、アメリカでの盗みは難しくなり、ヨーロッパで盗みを働くことにする。そこで上手く、金庫を破ったが、そこにあったのは、世界最古の証券で無く黒い狐の置物とオーシャンへと挑戦をする音声だった。果たして、オーシャン一行は多額の金を返すことができるのか…ヨーロッパを舞台にした騙し合いが、いざ始まる

(所感)
前作の勢いの方が自分は好きかな?爽快感があって見てて痛快だったから。今作は、爽快感よりかは丁寧感が強かった、でもそれは今作の良さでもある。丁寧に1つ1つの物事について描くことにより、視聴してる側へ明瞭に関係性や状況が伝わるので、多角的な描写が率直に入ってくるし、且つ考えながらオーシャンの策略について見ることもできる。1作目と本作でのメリハリがついていて良かったです。まだ3作目を見れてないので、このメリハリさがどう動くのかは分かりませんが、楽しみになりました。時間を空けて視聴します

世界最古の証券を盗み出すためのオーシャンの方法が最高です!ルパンというか怪盗キッドというか、そのような方法を用いて盗み出そうとする姿が勇ましく思えました。こういう感覚は『大脱出』の冒頭シーン以来です。ワイルドスピードのメンバーのようにシュミレーションをしていると思うけど、いざ本番になって難しい方法を成功させるのも凄いです

今作にブルース・ウィリスが登場してテンションが上がりました。『アニー』でマイケル・J・フォックスさんが本人役で登場したように、ウィリスも本人役だったので尚更。それにしてもTheブルース・ウィリスって感じがしました
志麻凛

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