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オーシャンズ12のkuのレビュー・感想・評価

オーシャンズ12(2004年製作の映画)
3.6
『オーシャンズ11』の続編。

内容は、3年前カジノから大金をまんまとせしめたオーシャンとその仲間たちだったが、金を奪われたベネディクトの怒りはおさまっていなかった。「1億6,000万ドルに利子をつけて返済しなければ命はない」と迫り、オーシャンたちは金を準備するためにヨーロッパへ飛ぶ......というもの。

今作も、数々の伏線がラストで一気に回収されますが、前作の方がやられた感はありましたね。前作よりストーリーが複雑で、誰が味方なのか、今が演技なのかどうか全く分からず、内容が整理できなかったため、種明かしされてもあまりスカッとしなかったです。

また、オーシャンズの面々が活躍するシーンが少なかった気がします。前作では各キャラの良さを活かした計画でしたが、今作では早々にいなくなるメンバーや、いわゆるモブキャラになっていたメンバーもいたので、もっと各々にスポットが当たる計画だと良かったな〜と。

ただ、前作より良かった点もありました。それはコメディ要素が増えたことです。ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツ演じたり、オーシャンズというグループ名に反対する面々や、ブルース・ウィリスの出演もあって笑うシーンが多かったですね。普段のオーシャンズの緩い感じと、計画中のカッコよさのギャップは良かったです😌

次作の『オーシャンズ13』ではどのような内容になるのか、とても気になります。
ku

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