エジプトの警察音楽隊が招待されてイスラエルに来たけれど着いた所は目的地とは全く別の場所。
隣国同士は歴史問題もあり中々仲良くできないというのは世界共通か。
言語が違う、宗教が違う、かつて敵国同士だった人達の一夜の交流。
どこかマドンナにも似ている食堂の女主人と音楽隊の隊長との会話はしみじみとして、「辛い話でも時には人には話した方が良いらしい」という隊長の告白にはじんわりと来ます。
恋の指南をする若者同士の交流もほのぼのとしていて笑える。
イスラエルの空港の清潔ではあるけど閑散とした雰囲気は一種異様な感じを与え、砂ぼこり舞い立ち緑の全く見えない街の景色に音楽隊の青い制服姿がとても印象的。
それぞれに外国語であるたどたどしい英語でコミニュケーションをとる姿に、中学英語がしっかり出来れば何とか意思伝達は出来るんだなぁと改めて実感(笑)
