八木

ターミネーターの八木のレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
4.0
 リブートに向けて予習いたした。

 ちゃんと初めて鑑賞した、と思ったら多分テレビで2回くらい見てるんだろうなあ。既視感バリバリでした。「未来は機械による反乱が起きて人類と戦争状態にある」だとか、「逃亡犯御用達のきたねえモーテル」とか。B級SFや映画における設定のパブリックドメインの歴史はいつから始まっているのかわかりませんが、わりかしフルコースを味わえます。
 未来のサイボーグのくせして突入したらキョロキョロしてドア蹴破ったり、「ターゲットを名前でしか認識してへんねや・・・」て感じとか、低予算なりの不思議な味わいで気分が左右することもあるのですけど、素っ裸登場やら微グロセルフ手術シーンやら、パイオツを拝める場面があることすら、やりたいことを順番にやっていってる好感度が常にあってとても楽しい。そして何より、シュワの無敵の存在感でこの映画は常に最高を保ってラストを迎えたと思いました。
八木

八木