キムチを売る女の作品情報・感想・評価

キムチを売る女2005年製作の映画)

망종/GRAIN IN EAR

製作国:

上映時間:109分

ジャンル:

3.7

「キムチを売る女」に投稿された感想・評価

yuling

yulingの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ぶつぶつと塩らしいカットがつながれてくし、だれもこの映画について語る気がないから、初期ってこういうのしたくなるよね〜ぐらいに軽く思ってたら、だんだん叙情的になりだして、ラストになってようやく、この映画の起源に立ち会った気がしてゾクゾクした。予想してたのをゆうに超えてきた…チャンリュル恐ろしい…

冒頭、からっと過ぎるほど晴れているのはそういうこと……
ゴリラ

ゴリラの感想・評価

3.0
チャン・リュル監督作2本目

予想していたものと全然違った…

以前観た同監督の『春の夢』がほのぼの日常系の会話劇だったので同じのを期待したら、台詞も少なくBGMも全くないかなり静かな映画だった

荒涼とした町、埃の舞う線路沿いのあばら屋、無許可の露店商、夜の町に立つ娼婦…
信頼していた人…
僅かに抱いたかすかな希望が少しずつ崩れていく
淡々とした静けさの中の救いのない物語
ドラマチックな演出はなく、あくまで淡々と…


中国に住む朝鮮族を扱った映画は初めて観る
『哀しき獣』のハ・ジョンウも中国内の場面があったが、あくまで朝鮮族が多く住む延辺朝鮮族自治州内
本作は中国の別の地域での朝鮮族の扱われ方がわかる

“中国人から見れば韓国人、韓国人から見れば中国人”

画面内の色の配置、構図の切り取り方がキレイ
OANIL

OANILの感想・評価

4.0
これは…
歴史から人1人の業まで、満遍なく襲いかかる不条理が、主人公の生を破壊してしまう、その一部始終を映しているわけだが、そのためのカメラワークや演出技法がどうにも乙だなぁ。素晴らしい。
Sho3

Sho3の感想・評価

4.0
中国北部の朝鮮との国境付近に位置する場所で暮らす朝鮮族の母と子の物語。
最近の映画の嫌なところである説明っぽさが一切なく解釈はすべて観客に委ねられるスタイル。
ほぼすべてのシーンを固定カメラで撮影し、心情を表すセリフはなく、登場人物の顔もすべて真顔と徹底されている。
素晴らしいのはラストシーンのみ追従カメラになるところ。
ここですべてのシーンを客観的に見ていた視聴者をぐっと主観的にさせ、映画全てに流れるテーマを浮き彫りにする。
韓国に行くと、キムチを中国で売る女性。
息子には、ハングルをマスターしろと言う。

だが、事は思うようにならず、男に弄ばれてしまう。
息子までいなくなるなんて、そんなことあるの?

彼女がしたことは。。。
気持ちも分からなくもない。
彼女はどこへ?

余分なものは一切ない映像。
彼女の心と同じなのかも。
『春の夢』がめちゃんこ良かったので引き続き見たけどこれは全然つまんない~

SARSの影響で駅で全ての乗客の体温測定してるの、いまの日本より進んでるじゃんw
評価としては3.6にしたけれど、すごく好きな映画。

画の撮り方、淡々と進んでいく物語、街の風景。

のんびりと進んでいくのに、忘れられない瞬間がある。思い出した時に見返したくなる映画。
あの真っ白い光が満ちた入り口へ歩いていくラストの映像表現凄かったな。台詞も大きい感情の起伏も派手な事件もないけれど、奥底にさざなみのように漂う悲痛さと残酷さが静かに語りかけてくる。引き画が多い中でときおり作為的な決め構図で俳優が演じる様もファニーで好きでした。
SakiMorita

SakiMoritaの感想・評価

3.7
どこか、ノスタルジック
ゆったりと流れる時間にラストの悲劇
kokimitani

kokimitaniの感想・評価

4.2
この人の映画の空気感すげぇ好み
韓国映画の人で一番好きかも
最後のシーンびびった
ヒョンとユニもだったけどゆったり時間が流れる
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