Azuという名のブシェミ夫人

ワン・フロム・ザ・ハートのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)
3.4
フランシス・フォード・コッポラが大金はたいて、盛大にコケた本作。
驚愕的にしょうもなく、そして夢のようにキラキラ豪華な
『痴話ゲンカ』です。
でも、私なんか好きなのです。
ブルーレイで持ってます。

『贅沢・・・必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと』
By国語辞書

まさに。
これこそ贅沢。

セットで造られた光り輝く、煌びやかなラスベガス。
パッケージにもなってる雨で濡れた路面に、街のネオンと花火が映るシーン、印象的です。
それらを包むトム・ウェイツとクリスタル・ゲイルの音楽。
ほんと無駄に豪華~。

妖精のようなナスターシャ・キンスキー。
可愛すぎる~。なんなのこの人。
『パリ、テキサス』でも萌えましたが(?)この映画での彼女最強です❤

情熱的に歌い舞い踊るラウル・ジュリア。
『アダムス・ファミリー』でもセクシーにタンゴ踊ってましたけど、素敵ですね・・・亡くなったのが惜しまれます。

で、この二人が主役じゃないっていうね。笑

主役カップルは恐ろしく地味。
だから余計に、この主役カップルが現実から目を背けて一時見た夢、っていう感が出てるんですけどね。

サントラ的にたまに流し見したい。