にっきい

チャップリンの移民のにっきいのレビュー・感想・評価

チャップリンの移民(1917年製作の映画)
3.2
ランチタイムは力を抜いて気まぐれに。
こんちはにっきい、お昼ですよ。

チャップリン大全集 24/24

移民船、甲板で雑魚寝してる貧乏な移民たち。
杖で何かをしてるチャップリン?
答えは釣りでした!(笑)
船室にも入れない貧乏な移民たちの楽しみは食事と博打だけ。
お調子者のチャップリンは賭けで大勝ち。
でも勝った金をお金を無くして困ってる娘さんのポケットにそっと入れて立ち去る。
それを見ていた船員にスリと間違われる。
何時もと違い可哀想なチャップリン(笑)

ようやく船は自由の国アメリカに到着。
上陸したけど博打で稼いだ金を全部女性にあげちゃったチャップリンは一文無し。
拾ったお金でレストランに入って食事してると、何やら他のテーブルが騒がしい。
店員に聞くと食事代が足らなかった客を袋叩きにしてるらしい?
って、当時のレストランって怖っ!
焦るチャップリン。
どうやらお金が足りない?

たまたま同じレストランに船の女性がいた。
再会を喜ぶ2人。
チャップリンがお金あげてたから、払ってくれるのかと思ってたら、払わない?
あれ?船の女性とは別人?
それともチャップリンが格好付けて自分が払うとか言った?
この辺が無声映画だと分んねぇ(笑)
店内でまたまたお金を拾って払ったら、噛んだら曲がる偽コインだった!?

絶体絶命のピンチ!
チャップリンの事やから暴れ狂って皆を巻き込み大騒動かと思ってたら…。

何が気に入ったのか芸術家が2人に仕事を手伝えと言ってくる。
芸術家がチップに出した小銭をちょろまかして無事会計を済ませるチャップリン(笑)
さらに給料の前借りまでさせてもらい、ハッピーなチャップリンと女性は婚姻届を提出しに行く、で終わり。

この前に見た『チャップリンの勇気』と同じく、ドタバタよりドラマメインの作品でした。
後の長編に繋がる作品なのかもしれません。

さてBOXの作品は見終わりましたが、その他にも沢山短編ありますし、もちろん『街の灯』や『ライムライト』のような名作と呼ばれる長編も未見なので、また機会があれば見ていきたいと思ってます。

チャップリンは帰ってくる!!
にっきい

にっきい