レイプ被害を真正面から描いた至極真っ当な作品だと思う。
裸が出てくるからエロチックだとか思うのは短絡的過ぎる。
スーパーモデルと呼ばれる人もバックステージでは人の目がある中でもほぼ裸の状態で着替えをしているが
それを見て発情する人はいない!
映画の中でもシャワーシーンは裸が当たり前だし、その状態でレイプされてしまうストーリーだからヌードは仕方ないだろう。
ヌード=エロと言われると少しムッとする。
“マーゴ・ヘミングウェイ”は元々モデルだから職業上ヌードを卑猥とは思わないだろうし抵抗はなかったはずだ。
映画では自身のレイプを裁判に訴えるが敗訴。
自分だけなら諦めもついたが犯人が妹にまで触手を伸ばしたと知ってライフルで射殺する。
同性として、ラストはかなりスッキリした。
溜飲が下がったと言うべきか?
今にして思えば、先進的な映画だったが
好きな映画でもある。