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ラストデイズのrのレビュー・感想・評価

ラストデイズ(2005年製作の映画)
3.8
始まりは余りにも閉鎖的で平穏で退屈だったんだけど、途中からこの特有の静けさとか登場人物たたの背後から、あ!elephant! ガスだ!となってからは目が離せない。

インタヴュー内にあった、「これは決してカートの話ではない。人生を壊されたアーティストの物語だ」、とあったのでニルヴァーナファンが期待して観たらガッカリするのかもしれないけれど、私は中盤からラストにかけて結構好きでした。

「話すのも疲れてしまうんだ。なんていうか、人と違うから」このセリフ、大好きなんです。

悲しい場面だから、悲しい曲を流すとか、泣く、とかいった演出が本当に無くて、余計にリアルなんです。そこが私のガスの作品が好きな部分だし、盛ったりしない。あくまで日常。

また次は病んでる時に見たい。
そして、マイケルピットの歌声も特典の"happy song"も才能がありすぎて歌手になってほしい。
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