ラストデイズの作品情報・感想・評価

「ラストデイズ」に投稿された感想・評価

 最も好きな映画の一つと記憶しています。

 僕は、この映画で、自殺について、ある場合に置いて、肯定して良いもので、さらにごく稀に美しい事もあると感じるようになりました。
 
 ハートムービーに出来ずに何度も観ないのは、影響され過ぎると自殺しちゃうかもと感じるからです。DVDは持ってます。
マイケルピットそっくり
仮想フィクション作品で『あの人』の終期をモチーフにしただけの物語なので寄せる必要も無いのに、最初と最後に”Dedicate“ 揚げちゃうのはどうなんてしょうか???

内容は、兎に角垂れ流しなダラダラ作品…😓

お馴染みのサングラス、カーディガンや赤×黒ボーダーニット等コテコテ感がちょっと鼻についたが、その辺のアイテム使えば 自ずと雰囲気は似てくるよねぇ~…😅


サーストンが楽曲監修で元嫁のキム姐さんもちょびっと出ててりして、そこが見所かなぁ~…😅
訃報

訃報の感想・評価

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ガスヴァンサントの映画にしてはめずらしく「怒り」を感じた。

「死」は「これが原因で起こった」なんて容易いものではなく、複合的な要素によってもたらされる事象だ、というのは『エレファント』や『ジェリー』でも描かれていたことで、本作でも一貫している。

その「安易に答えを出して片づけない」という姿勢は人の心がひとつひとつ違っている、複雑なものであることに対する配慮、「他者への敬意」であり、ガスヴァンサントの創り手としての美質だと思う。

のだが、本作では少しそれを崩している部分も感じた。だから「怒り」が伝わってきたんだろう。
つまり本作では「答え」が見えている気がした。一言で言うなら、「彼は周囲の人々の存在によって殺された」。少なくとも僕はそう解釈した。

キリスト教の色合いが濃く、割とあからさまに主人公のブレイクがキリストに重ねられている。
キリストは人類史上、最も多くの人に期待をかけられ、その犠牲となって死んだ被害者だ。

他者からの期待という名の暴力。大げさな話にせずともわかるだろう。たとえば「仕事ができる」と認識された人間には、たくさんの仕事や困難な仕事が与えられ、負荷がかかる。「私を助けてくれる」と思った相手に、人は寄りかかる。優しい人間ほど、それを断れず、応えようとする。そして苦しむ。

実際のカート・コバーンのことを詳しくは知らないが、彼に限らず、時代の寵児となったアーティストは、否応なしに時代の空気、抱えきれないほど多くの人々の意思に影響され、「背負ってしまう」ものなのだろう。

影響され、動かされた方向が自分の望むものだと思えたなら良いけれど、意に反していた場合は地獄だ。人生そのものが他者のもの、自分は操り人形、他者の意思を詰め込まれ歪まされる「器」になってしまう。

軸が自分にある人や、「NO」を言える人ならなんとかやっていけるかもしれないが、少なくともブレイクはそういう人間ではなかった。

劇中、彼はほとんど何も言わずに人の話を聞いている。金にしか興味が無さそうな広告マン、一度抱いて最高だったファンの女のことを曲にしてほしいとか抜かすバンドメンバーのクソメガネ。どいつもこいつも汚れ切っている。特にクソメガネは吐き気がするほど気持ち悪い。俺だったらその場で「死ねよお前」と言い放ってしまいそうな話を、ブレイクは黙って聴き続ける。そしてメガネが去った後、独りでギターを弾きながら歌う。「これが本当の音楽だ」と訴えかけるような、孤独な魂の叫びが心に刺さった。

カート・コバーンはかつて敬虔なキリスト教信者だったという。彼の人格形成にキリストの自己犠牲の精神が大きな影響を与えていたとしても、おかしくはないだろう。根底にキリストの教えがあるからこそ、人々の「器」になり、サンドバッグにされていた。

彼がキリスト教から仏教に転向したのも、「生贄にされたくない」という思いからだったのではないか?ブッダは人の犠牲になって死んだりしていない。「普通の人」のように食中毒で死ぬ。イエスの悲劇的な死とは全然違う。

それにも関わらず、彼がイエスを踏襲するような早すぎる死を選んでしまったのは、キリスト教の教えが染みついていたせいもあるだろうが、何より人が好きだったからではないか。

カート・コバーンは遺書に書いている。「僕は人を愛しすぎていて、それだけ悲しみも大きい」。好きだから無理を言われても断れない。だけど、引き受けた期待すべてに応えることもできない。自分の弱さが嫌になる…

「自分の死が人に良いものをもたらせば」とブレイクは遺書に綴っていた。最期まで人のことを考えていたのだと思うと悲しい。彼の耳に響く鐘の音は、教会の鐘、キリストの命じる声だったのだろうか。

鈍感な周囲の人間たちに、彼の死は何かをもたらせたのか。安易に死因を「解説」しようとするテレビのコメントにも怒りを感じた。他人事かよ、お前らみたいなのがうじゃうじゃいるせいで追い詰められたんだろうが、と。自分が人を傷つけているかもしれない、自分は罪人かもしれないという自覚を持つことが、キリスト教の肝要なのに…みんな他人事だ。一見キリスト教批判の映画にも見えるが、キリスト教社会の人間がみんなきちんと自己犠牲の精神を持ちあわせていれば、ブレイクは死ななかったのではないか。悪いのは教えではなく、それを守れない人間だ。

彼の死の後、車に乗ったクソメガネが、隣には遊びの女を抱いて、いたずらにギターを弄び、相変わらず殺意の湧く「何だその顔は」という感じの表情ではあったが、目が潤んでいるように見えなくもなかった。ブレイクが命を賭すことで、少しでも何か刺さったのなら…せめてそうあってほしいと祈らなければ、あまりにも救いがない。

技術的な面の話をすると、音の使い方がすごいなと思った。強弱のつけ方、重ね方。明らかにその場面に関係ないような音が、別の音と組み合わされて、独特の不安感を醸し出している。たぶん精神病患者の幻聴を再現しているものでもあるのだろう。
死とは、
歌のシーンは良かった
それ以外は記憶に残らない
カートやNIRVANAをそこまで知らんから退屈やったかも
hiehie

hiehieの感想・評価

4.0
20.11.18 @DVD

27歳最後の日にみた。velvetsがいいですね
まん

まんの感想・評価

2.8
カートコバーンが自殺する直前の数日を描いたかのような作品(一応カートだとは言ってない)。
とても孤独で鬱な空気が丁寧に表現できている。歌声がかなりカートに寄せることができていた。
むちゃくちゃいい。
紛れもなくこれから死ぬ人間の映画。
何もないんかいショットのレイドバック感と楽器周りの2シーンがやっぱ圧巻。
伝説のグランジロッカー、
NIRVANAのVo.カートの自殺までの数日。
他殺説まで飛び出した件の解釈の1つ。
顎のしたからショットガンで頭撃ち抜いた為、
上に穴が空いた頭蓋骨の穴から花咲いてるTシャツ友達が持っててお洒落だったな。
上流階級への嫉妬、鬱憤を叫んだ彼が、
一躍時の人となってグランジの怒りの矛先に自らがなってしまった皮肉。
NIRVANAは何度聴いても心に刺さる。
遺体をタンカーで運ぶ時、落っこしちゃうシーンしか覚えてない
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