アタラクシアの猫

僕はラジオのアタラクシアの猫のレビュー・感想・評価

僕はラジオ(2003年製作の映画)
4.0
実話ベース。
知的障害の青年ラジオ君と、フットボールのコーチ、ジョーンズ氏との友情ドラマ。
前半、中盤、さほど感動しない。
後半、あまり感動しない。
ラスト…とても感動する。

1976年サウスカロライナ州のハナ高校フットボール部。
買い物用カートを押して練習を見守る静かな青年ラジオ。飛んできたボールを持っていっちゃう。
コーチの居ない所で部員達は、ラジオ君を道具小屋に押し込めてリンチ。

コーチのジョーンズは、何かを察してラジオを助ける。名前も言えない青年。ラジオが好きらしいのでラジオと呼ばれる。
そしてラジオにフットボールの練習のお手伝いをさせる。

母子家庭のラジオの母は看護婦で長時間労働。
無口なラジオは元来明るくて、徐々に言葉を発するように。
周りから反発を受けながらも、ラジオに関わり続けるジョーンズコーチ。

なぜジョーンズコーチがラジオに拘るのか?
同情か、特別扱いか…
その理由は、会話の少なくなっていた娘にだけ、そっと明かされる。

そしていがみ合う人達も、チーム一丸で戦えない部員達も、ラジオの声援で力を得る。

俺たちがラジオに何かをしてあげた訳じゃない。
ラジオが俺たちに教えてくれたんだ。

コーチとラジオの友情ドラマだけど、それ以上に、ラジオの生き様に感じ入る部分が多かったです。
エンドロールで泣く。