ま

ホーム・アローン2のまのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)
3.2
大ヒットコメディの2作目。クリスマスでついつい見ちゃいました。
子供の頃見て以来何年ぶりだろうか…でも意外と内容は覚えていてあーこういう人いたなぁってシーンが盛りだくさんだった。

前作では一人家に置いていかれた主人公の少年が今度は家族旅行で一人だけ違う場所に行ってしまい、そこで色々ドタバタする話。

あの歳の子供が一人行方不明とかなったら今の時代完全に虐待とか事件になりそうだけど、コメディだからご愛敬。

しかも子供が一人ちゃっかりホテルに泊まり見知らぬ土地でなんだかんだバカンスするっていう…親がいなくて不安にならんのか?少年の精神力が凄すぎるとか冷静に見てしまった。

今回もお馬鹿な泥棒二人が登場。背が高い方は例えるならスポンジ・ボブのパトリック並の知能(分かる人には分かるネタ)で超アホ。
背が小さい方はキャンキャン喚くずる賢い系。

この小さいほうの人、名優ジョー・ペシが演じているのだけど、「グッドフェローズ」や「カジノ」では超凶暴なギャングを演じていたので、本作では役柄が180度違って彼の演技の幅広さを感じさせる。

盗みに入ったおもちゃ屋でまたしても主人公の少年の罠や仕掛けに引っ掛かりまくって笑いを提供してくれます。
罠は手が込み過ぎていて下手すりゃ死にます…


これだけだとただのコメディで終わったんだけど、「鳩オバサン」が実は重要人物でこの人と少年のやりとりで一気に作品に重みと温かみを与えてくれたのが名作と言われる所以。

多くの人がママ~会いたかった~~~ってラストを予想すると思うんだけど、良い意味でそれを裏切るオバサンとの友情が素晴らしい。
ま