人形浄瑠璃のものを観た事はあったけど、今作はいかにも五社英雄っぽい改変がなされていてほぼ別物と言っていい内容。
樋口可南子の色気と演技力が堪らなく、そりゃ与兵衛も振り回されてメンヘラ化するわなと。と…
●女殺油地獄(1992年日本。樋口可南子)
『おんなごろしあぶらのじごく』と読み,五社監督の監督としての遺作。
改変はされているようなんだが近松門左衛門の人形浄瑠璃かららしい。
なんだか今ひとつ…
冒頭では主人公(樋口可南子)が既に殺されている。物語は過去に遡り、なぜ彼女が殺されてなければならなかったのかが描かれる。原作は近松門左衛門の古典作品だそうですが、物語の構成は秀逸です(もっとも驚くよ…
>>続きを読む1992年”女殺油地獄「おんなころしあぶらのじごく」”と読むらしい。
五社監督の遺作
近松門左衛門作の人形浄瑠璃が原作と聞いたので観ようと思った。
男女の愛憎を描く五社英雄監督による異色のサスペン…
松竹撮影所