たけちゃん

ゴジラVSモスラのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)
4.0
マハラ~、マハラ・モスラ~ƸӁƷ


大河原孝夫監督 1992年製作
特技監督 川北紘一、音楽 伊福部昭
主演 別所哲也、小林聡美


シリーズ「映画で振り返る平成時代」
今回は平成5年を振り返りましょう!

平成5年の出来事と言えば、この度新しい天皇となられる皇太子が雅子さまと御結婚、サッカー日本代表がW杯を逃したドーハの悲劇や曙の横綱昇進などがありました。


また、平成5年(1993)の公開作となると、この話をしなければいけませんね。「ジュラシック・パーク」🦕
日本でも世界でも文句なしの第1位作品です。
興行収入ばかりではなく、作品そのものも本当に素晴らしく、まさにエポックメイキング。
「ジュラシック・パーク」はレビュー済ですが、そこでも書いたように、初めて劇場で観た時の驚きと感動は忘れられません( ˘ ˘ )ウンウン
仙台の劇場で観たこと、今でも覚えてますもんね。
それ以外は前年公開の「アラジン」が日本では遅れて公開され、ヒットしたのもこの年です。もうすぐ、ウィル・スミスがジーニーを演じると話題の実写版「アラジン」が公開ですので、今回はそのレビューをしようと考えていましたが、ちょっと考えて、僕はこちらをレビューに選びました。
「ゴジラVSモスラ」です\(^o^)/



ということで、映画のレビューです。

今作の公開は1992年の12月12日なんですが、これが420万人も動員する大ヒットで、1993年の邦画第一位が、実は今作。恐竜映画の「ジュラシック・パーク」に負けじと、日本は怪獣映画が気を吐きました\(^o^)/

「ゴジラVSビオランテ」に始まる作品は平成ゴジラVSシリーズとも呼ばれ、今作はその第3作目となります。
そもそも「VSビオランテ」が平成元年公開ですので、平成のスタートはゴジラからでしたね( •̀ω•́ )و✧


脚本は大森一樹さん
「ゴジラVSビオランテ」では監督も務めましたが、今作は脚本のみの参加です。
監督の大河原孝夫さんは「超少女REIKO」でデビューした後、今作に始まりゴジラシリーズを4作も監督しましたね。
特技監督の川北紘一さんは、円谷英二さんに師事した生粋の特撮マンで、「VSビオランテ」からは特技監督を務めてます。僕は河北さんの特撮はサービス精神も旺盛で大好きなんですよね。
今作を撮っていた時にティム・バートン監督が撮影の見学に来たそうですよ。オタクだなぁ(笑)




隕石の落下により海底で眠っていたゴジラが目覚める

今作のゴジラ、大好きなんです。
顔がいいんですよね~。


ゴジラとバトラの水中戦も良かった。
河北さんらしいピカピカバトル( ˘ ˘ )ウンウン
幼虫バトラって、思ってた以上に大きかった……。
あの造形は邪悪すぎる(笑)
でも、成虫になったらモスラと同じサイズだったね。

そして、ラストの横浜みなとみらいでの三つ巴バトルは美しかったなぁ。河北さん、素晴らしいね。
歴代のバトルの中でも、もっとも美しい戦闘シーンでしたよね。


あと、東宝自衛隊が誇るメーサー兵器。
今回は92式メーサー戦車に加え、ツインメーサータンクこと93式自走高射メーサー砲。そして、なんと言ってもメーサーヘリこと93式メーサー攻撃機が出ます!これはカッコよかった( ˘ ˘ )ウンウン





さて、以下はちょっと気になるシーンを語ろう!
ネタバレありますから( •̀ω•́ )و✧




タイで遺跡の発掘をする主人公の藤戸拓也を演じる別所哲也。トレジャーハンター役って珍しい。
まんまインディ・ジョーンズ(笑)
今さらって感じですけどね〜。
しかも、ストーリー上、トレジャーハンターである必要性はないしね( ¯−¯ )フッ


いやいや、村田さん、なんぼサラリーマンだからといって、ジャングルでスーツとネクタイはないわ(`ε´)


その丸友の社長が大竹まことさん。
この役、昭和の「キングコング対ゴジラ」や「モスラ対ゴジラ」に出てくる企業へのオマージュかな?


小林昭二さんは味があっていいなぁ。
さすが、ムラマツキャップ、いや、おやっさん( ˘ ˘ )ウンウン


モスラと言えば小美人
今回はコスモスと呼ばれます。
演じた2人は東宝シンデレラのグランプリと特別賞。
この後も度々登場しますよ。
左の子が好き(ˆωˆ )フフフ…


かつて敵同士でライバルでもあるモスラとバトラが、ゴジラという共通の敵に対し共闘するシーンは胸熱だよねぇ。
モスラとバトラが分かり合う。
なんて素晴らしい!
しかも、安っぽくない( •̀ω•́ )و✧


ということで、なかなかの良作でしたね~。
ゴジラ映画の中でも、かなりオススメできる作品です。よろしければ、ぜひ(^-^)