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月曜日のユカのsのネタバレレビュー・内容・結末

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

ゴダールのようなシュールさ、チャップリンのような茶目っ気、戦前アメリカ映画のような華やかさ、渋谷系のようなモダンな洒落気、前衛、映像作品としての遊び心‥‥‥全部があった。全てが素晴らしくバランシングされた映画。完璧だ‥ 脳内主題歌でpizzicato fiveを勝手に鳴らした ここまで愛らしさに振り切った邦画はこの年代のものはあまり見たことがない

最後の、自分がこれまで散々拘って悩んでいたものが如何に自分を大切にしてくれないもので、それに強制的に気が付かされたショックでフラつきもう踊るしか出来なくて、究極の選択肢が究極すぎて手放してみたところ実はそんなにショックでもなく「ま、いっか」つって去り日常に帰って行く、の流れがあまりにも完璧なのよ
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