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月曜日のユカのmotoietchikaのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.4
「やっぱり私は悪い女でしょうか?」
ヨコハマ・ヌーヴェルヴァーグ。鮮やかで軽やかな人物描写。自由で痛快。

男を悦ばせるのが生きがいのユカ。相手のためなら本気で愛する、なんでもするけどキスはだめ。
純粋でおバカなところが激烈にかわいいのだけれど、それは悲哀と表裏一体でずっとしんどい。

ヌーヴェルヴァーグからの影響が強くて二番煎じと言われればそうなのかもしれないが、演出がおもしろいのは確か。こんなにセンスのあるオープニングがこの時代にあったなんて。名作。
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