月曜日のユカの作品情報・感想・評価

「月曜日のユカ」に投稿された感想・評価

斬新な構図・独特な台詞回し・そして悲しい愛の物語、もう凄すぎ!!
これが50年も前に作られたなんてヤバすぎる!!
当時のヌーベルヴァーグにも影響を与えたという今作。
今見ても全てが新鮮だ。
そして加賀まりこが小悪魔的で可愛い。
モノクロ画面から色が湧き出るようなオシャレでポップなこと!

観終わって言葉が出ないが、当時の人がこれを観てどう感じたのだろうか?
中平康監督が現代を撮ったらどうなるか興味がわいた。
なぜ月曜日なのか?なぜキスを拒むのか?
その答えが悲しくてそして斬新な映像とともに進んで行く。
ラストも圧巻でした!!

『月曜日のルカ』って映画もあるので間違えないように!笑
おっと

おっとの感想・評価

4.8
めちゃくちゃ大好きな映画
久しぶりにちゃんと見た

新聞の止まった画から動き出すところ、警察のシーンの早口とコマ送り、ダンスのスローモーションとか演出がすごく前衛的。
相手と会話してるはずなのに顔にカメラを固定して長ゼリフを言う演出とか、急に無声映画のようになるシーンとか。
人物の立ち位置もセリフを言われてる側が大きく映ってて、セリフを言う側が映ってなかったり「映画の常識」を反転させた人物の立ち位置が多かった。

いま見てもこんなに新鮮だから昔だともっと衝撃的だったんだろうな。

セリフなしで、音楽だけでクラブで踊るシーンもすごく説得力がある。
いろんなものを詰め込んでごった煮になることなく、全てが意味のある演出として成立してるのが本当にすごい。


「神様の前だから嘘はつかない」のセリフがすごく印象的。
ユカが純粋すぎるが故にお母さんの言葉を間に受けて生きてきてしまった。
「神様の前だから嘘はつけない」が正解だと思うし、神様の前でそんなことしちゃいけないんだけど、ユカの元来の性質がそう考えさせているんだろうな。
お母さんが神様の前で不倫(たぶん)してるところを見てしまったのが人格構成に大きな影響を与えていると思うけど。

また、ユカがキスを拒む理由と、キスを拒む意味が修によって逆転する、そのキスが船長によって奪われることが綺麗に描かれている。
ユカにとっての「愛」を推し量るものが何なのかが「キスを拒む」描写があることでより明確に描かれているように思う。


小難しく考えるともっと色々あるけど、これだけの人格構成とか、撮影技法とか詰め込んでいるのに、全く飽きない手法が本当に素晴らしい。
加賀まりこがかわいいのもすごいけどそれ以上に作品の作りもすごい。

ラストシーンの語らなさなんかはフランス映画っぽくて素敵。
日本人からしたらよくわからない終わり方かもしれないけど。

ただのフランス映画の真似ではない、新しいものを作り上げた作品だと思う。
だいすき。

どういう影響を受けてこの作品を中平康が作ったのかすごく気になった。調べよ。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.7
愛するっていうのは、尽くすことだよ。

ヨコハマの上流ナイトクラブ。そこで人気の少女にはパパがいる。ボーイフレンドもいる。平気で男と寝るがキスだけはさせないという。

日曜日は家族の日、ならば月曜日を私に。
ただ単純に相手を喜ばせる為だけに生きるのは虚しさに苛まれるときが来るよなぁ、と不意に考えさせられた。
「尽くす」という行為はいつの時代も変わらないのかもしれない。

「これから」の話に胸躍らせる表情がとびきりに可愛い。
なにの振り返ることなく無関心に歩き出す彼女からは狂気すら感じた。
表情のくり抜き方がとても面白い一作。
純粋に加賀まりこが愛らしすぎて見惚れた。
ST

STの感想・評価

-
加賀まりこ美しい。
あどけない。女性に憧れる少女のおままごとをみてたよう。ミコちゃんの歌ってる曲の女の子みたいな。おフランスの映画?ってかんじのお洒落で素敵で可愛い。
中平康監督の撮ったやつもっとみたいよう!
kotobuki

kotobukiの感想・評価

3.5
キッチュ!
終盤〜ラストが好き
ユカの明るい「hi!」がとても可愛い。
ユカの60年代ファッションにも注目みたいですが私てきには黒のアンダーウェア上下がいちばん良かった!!売ってたら欲しい
なすび

なすびの感想・評価

3.0
結構トラウマ映画だぞこれ…大好きなパパ(パトロンのパパね)に仕事のために取引先の外国人のオッサンと寝ろと言われて自分の大嫌いなキスされる……たった1人本当に愛してくれた男は事故で死んでしまう……

そんな境遇の中でまたひとつアタシは強くなったみたいねと飄々と歩く加賀まりこがとても魅力的で仕方ないんだけどね

加賀まりこよく見たらほんとすごい顔だな、こんな顔なかなかいないぞ…思ったより小柄で華奢、触れたら壊れてしまいそうでアゲハ蝶みたいだった…

中尾彬若っっっ!!!!だれやねん!

いきなり無声映画みたいになるところがお気に入り、おもしろい
横浜のキャバレーに従事している放蕩娘(加賀まりこ)が、初老のパトロン(加藤武)と同世代の恋人(中尾彬)との逢瀬を繰り返しながら、本物の愛情を渇望していく。「魔性の女」の生態を描いている、ヒューマン・ドラマ。

あることを理由付けにして「男を悦ばせるためのロボット」のようになった女性の葛藤劇。主人公は見目麗しい女性なのだが、一挙手一投足が打算的であり、言葉に心がこもっていないため、男たちから白眼視されてしまう。

内面的葛藤を題材にしているが、その作風は喜劇的かつ前衛的。奇抜な演出を随所に挟み込みながら、軽快なタッチで物語が進行する。とりわけ、主人公の顔面を捉えた固定ショットのまま、長台詞を延々と繰り広げるのがスゴイ。

加賀まりこ(当時21歳)のコケティッシュな魅力が全編に炸裂しており、リカちゃん人形のような肢体と黒いパンティが眼福そのもの。当時の流行を取り入れた、コスチューム・プレイもまた興味深い。
悪い女でしょうか?

加賀まりこが可愛すぎるのです。
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