ジニョク

美女と野獣のジニョクのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1946年製作の映画)
4.0
ディズニーの『美女と野獣』は頑なに拒否し続けていた私が、コクトー版には飛び付いた!笑

1946年にこんな『美女と野獣』が存在していただなんて!
CGのない時代の野獣メイクは必見☆
かなり恐ろしい顔です!
そんなホラーな野獣がベルに対してとても紳士。
そして自分の醜さを知っているからこその謙虚さ。
なのにベルってば。。
野獣の顔の恐ろしさに気絶したり、
動物を撫でるみたいに触って「だって動物でしょ?」と言ってみたり、結構キツイんだなぁ (・・;)

ディズニーの予告で観たような野獣とベルのダンスシーンはないし、あんなに楽しげな雰囲気ではなかったけれど、このダークさがいーなぁ〜☆
ランプや燭台は壁やテーブルからにょっきりと生えた人間の腕だったり、銅像の目がぎょろぎょろ動いたり、お世辞にも可愛いと言えるものじゃない 笑

ところで野獣が野獣になってしまった理由は?
財宝の館に忍びこもうとした男性が野獣に変身してしまったように、野獣も過去に過ちを犯したのかな。
そして人間に戻った時のあの顔!

急に「ディズニー版はどうだったんだろ?」と興味が湧いてきたのでした☆
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