ヨルゴス・ランティモス…
毎回監督作観る度に、目が点になるけれど、これも例外なく…
よく日本でも箱入り娘とか、猫可愛がりとか言いますが、その究極の形がこの家族なのね…
愛しすぎるが故に、自分の世界に家族を住まわせて、自分のみが外との繋がりを持って、全てのストレスを受けている!という究極の自己満足愛…
それに逆らうことなく従順なのかバカなのか、はたまたストックホルムシンドロームなのか、それに従っている家族…
お父さん、随分お年寄りで、もっと若い人でも、などと思ったけれど、年取ってできた子だから余計に外に出したくない、というところなのか…
ハッ…
家族とは社会的に一番小さな集団、社会…
これを国に置き換えてみたら…ゾッと背筋が寒くなる思いがしました。
人は社会的な生き物、もしかしたらこんな家族いてもおかしくないし、もっとわかりやすく言えば、これを国でやっているところ、あるよね…